こんにちは。
ハウスクリア岡山広報スタッフです。

最近、新築だけでなくリフォームでも人気があるのがタンクレストイレです。
今回はタンクレストイレについてのメリット、デメリットをご紹介したいと思います。

実は、お客様にお配りするパンフレットに関して社内で話していた時に知ったのですが・・・
「意外と知らないデメリット」と題して調べていたのに、「意外と知らない」どころか全然知りませんでした(^^;

そもそも、タンクレストイレって何?

ハウスクリア岡山 タンクレストイレ ハウスクリア岡山 タンクレストイレ

タンクレストイレとは、その名の通り便器の後ろ部分にタンクが無いトイレのことです。
また、便器本体と温水洗浄便座(ウォシュレットやシャワートイレ)が一体になっていて、水道と直結で水を流します。

タンクレストイレのメリット

1、タンクがないのでトイレが広く使える

ハウスクリア岡山_タンクレストイレ メリット

タンクレストイレは、タンクの部分がないので、奥行きが広くなり、それだけですっきり見えます。
実際、タンクがあるトイレと比べて、高さは30cm前後、奥行は10cm前後も空間が広がります。

2、見た目もオシャレ

ハウスクリア岡山_タンクレストイレ メリット

お客様の中にも「見た目がおしゃれでカッコイイ」といった理由で、タンクレストイレを選ばれる方が多いと思います。
タンクレストイレは、タンク式トイレに比べておしゃれなデザインのものが多く、カラーバリエーションやトータルコーディネートなどオプションもたくさん選べます。

3、掃除が簡単でめっちゃ楽

ハウスクリア岡山_タンクレストイレ メリット

タンクレストイレは、タンクがない分、便器とタンクの間に隙間ができないのでホコリがたまりにくく、トイレ自体の形もシンプルなので掃除がしやすいです。
また、タンクがないために簡単に便器本体と温水洗浄便座(ウォシュレットやシャワートイレ)部分を上げることができますし、空間が広がった分、床や壁などを掃除する際も楽にできます。

4、水を連続で流せる

ハウスクリア岡山_タンクレストイレ メリット

タンクレストイレは、水道と直結でタンクに水を溜める必要がないので、タンクに水が溜まるのを待つ必要がありません。
水を流した後に、またすぐに水が流せるので、朝の忙しい時間帯や家族が多いご家庭にはぴったりです。

5、節水効果抜群!

ハウスクリア岡山_タンクレストイレ メリット

一般家庭内で、トイレはお風呂の次に使用水量が多く、全体の21%を占めているそうです。
(ちなみに、お風呂は全体の40%だそうです)
1回あたり約13L必要だった15年前のトイレに比べて、今のタンクレストイレはその約3分の1の水量で流すことができます。
毎日普通に使っているだけで、いつの間にか節水して地球にやさしいなんて。

ただ、「節水」に関してはタンクレスだから!というわけではなく、タンク付きのトイレでも今は各メーカーが節水対策を行っていますので、タンクレスだけのメリットとは言えないかもしれません。

タンクレストイレのデメリット

1、タンク式よりも価格が高い。しかも、プラスアルファで費用がかかる場合も!

ハウスクリア岡山_タンクレストイレ デメリット

タンクレストイレは、価格が高いことはよく知られています。
価格の違いの原因としては、様々な最新機能やオプションがついているのが大きな要因です。
また、タンク付きトイレには必要なかった電気の配線や手洗い場の設置などで、別途工事費用もかかります。

2、水圧が弱い場合は注意が必要

ハウスクリア岡山_タンクレストイレ デメリット

タンクレストイレは、水道直結式なので必要最低水圧を満たしていないと、水流の調子が悪かったり、詰まったりしてしまいます。
しかも、タンクレストイレは節水機能が高いため、もともとの使用水量が少ないのです。
水量が少ないということは勢いが小さいということなので、その少ない水量でしっかりと流すために水圧が高いことが必須です。

3、停電時には不便

ハウスクリア岡山_タンクレストイレ デメリット

タンクレストイレは、電気を使って水を流すので、停電になると水を流すことができなくなってしまいます。
ただし、まったく使えなくなるというわけではありません。
手動レバーや電池式操作など、各メーカーでも停電時に水を流すための対処法があるで、断水にならない限り使用することは可能です。

4、温水洗浄便座(ウォシュレットやシャワートイレ)のみの交換ができない

ハウスクリア岡山_タンクレストイレ デメリット

従来のタンク式トイレなら温水洗浄便座(ウォシュレットやシャワートイレ)が故障したとしても、簡単に新品と交換することが出来ます。
しかし、タンクレストイレは温水洗浄便座と一体型のため、温水洗浄便座のみを交換するということができません。
温水洗浄便座が故障したときは、メーカーへメンテナンスを依頼することになってしまいます。

5、手洗いが別に必要

ハウスクリア岡山_タンクレストイレ デメリット

タンク式トイレにあったタンク本体上部の手洗いですが、当然、タンクレストイレにはありません。
リフォームの場合には、もともと手洗い場がついていなければ、新しく手洗い場を設置する必要があります。
手洗い場を設置したら意外と狭くなってしまうということもあるので、設置できるスペースがあるか確認しましょう。

まとめ

今回は、工務店らしくタンクレストイレのメリットやデメリットについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

タンクレストイレは、すっきりとした見た目でお掃除が簡単というところが魅力ですが、実際に調べてみるといろいろな不便が多いんだなという印象でした。
デザイン性やお掃除については圧倒的にタンクレストイレですが、心配性の私としては、使い勝手や壊れた時のことを考えるとタンク式トイレの方がいいかなと思いました。

もちろんタンク式トイレにもタンクレストイレにもそれぞれメリットデメリットがあるので、ご自身のライフスタイルに合ったお好みのものを選んでいただくのが一番だと思います。
ちなみに、弊社のお客さまで多いのは1階のトイレをタンクレストイレ、2階のトイレをタンク付きトイレというパターンです。
価格、水圧、故障や停電時など様々な要素を踏まえて、これに落ち着く方が多いようです。

また、各メーカーで様々な特徴があり、設備やオプション内容なども異なっています。
どの部分にこだわるのか、どの部分を削るのかなど、カタログだけでなく、ショールームでご自身の目で確かめてみるのもおすすめです。
もし、一人で行くのが不安な場合や、相談相手がほしいなどのご希望があれば、弊社スタッフがお供します。
お気軽にご連絡ください。

これから新築やリフォームを検討されている方の参考になれば、うれしいです。
今後ともハウスクリア岡山をよろしくお願いいたします。

(画像引用:株式会社LIXIL、TOTO株式会社)